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3/31/2018

トレーダージョーズのシーフードたっぷり大人のお味なチョッピーノ


チョッピーノという名前からイタリア料理のように聞こえるかもしれませんが、このスープ実はサンフランシスコ生まれなんです。今回はトレジョのシーフードたっぷりなチョッピーノをレビューしたいと思います。




Trader Joe's Cioppino Seafood Stew
トレーダージョーズ チョッピーノ シーフードスティウ
$5.99


実はトレ吉、サンフランシスコに昔、住んでおりました。以前と比べてサンフランシスコはここ数年で一気に様変わりしてしまいました。いまではあちらこちらに高級コンドミニアムの建設ラッシュ。IT企業、またUberやAirbnbなどのユニコーンと呼ばれる非上場だけれども企業価値が10億ドル以上といわれる企業がぞくぞくとサンフランシスコに本社を構え、みなさん相当なお給料をもらっているそうです。その結果、家賃や住宅価格が一気に高騰してしまい、今では全米一家賃が高いといわれていたニューヨークと同じ、またはそれ以上と言われています(1ベッドで2,400ドルくらい)。

サンフランシスコは美しい街並を守るために多くのエリアで高い建物を作れない規制があるために需要に供給が追いついていないという現状もあります。ニューヨークのように上へ上へと建物を作った結果、コンクリートジャングルになっちゃったよりはぜんぜんましだけど。


ただサンフランシスコに住んでいる人全員が高いレントを払っているわけではなく、古い建物に昔から住んでいる人たちはレントコントロールがあるのでトレ吉の友人のように眺めのいいアパートに安いレントで住んでいる人たちもいます。今同じ条件で借りる場合は2倍以上のレントを払う必要があるんだとか。

その一方でレントコントロールのないアパートは基本的にいくらでも家賃をあげることができるので一気に何倍にもレントが上がり、追い出されてしまった人たちもいます。

様変わりしてしまったサンフランシスコですが今も昔と変わらないものもあります。それが今回ご紹介するチョッピーノ!1800年代終わり頃、サンフランシスコのイタリア移民の漁師さんの間で食べられたのが始まりなんだとか。

さて本題にもどりましてトレジョのチョッピーノ。


中を開けるとこんな感じでスープのパウチとシーフードが入っています。シーフードはエビ、タラ、ベービーホタテ、ムール貝です。


作り方はお鍋か電子レンジで温めるだけです。


正直ちょっとスープ少ないかも。


出来上がりはこんな感じです。おそらくこれメインで召し上がる場合は1人前から1.5人前くらいかな。メインではなくてサンドイッチとかパスタの付け合わせとしてなら2人前程度の量です。

前回ご紹介したトレジョのクロッシーニとよく合います。


お味はすっきりとしたトマトスープベースにシーフードがたっぷり。変に甘みもついておらず、黒胡椒とカイエンがピリッとする大人の味に仕上がっています。

もちろんお値段が全然違うので比較するのは難しいのですが本場の味と比べるとやっぱり劣る部分があります。

このスープはどちらかというとクラムチャウダーのトマトベース版といった感じ。本場のチョッピーノはダンジネスクラブが入っているのでカニのダシが出ているところも違うかな。

それでもこれがレンストランに出てきて6ドル以上の値段が取られてもおかしくない味です。


まだまだ春がこないニューヨーク、寒い日にはやっぱり暖かいスープが恋しくなります。また本場のチョッピーノ食べたいなあ。

おすすめ度
★★★☆☆+

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